電話を切るタイミングと言うのは非常に難しい。

切りたくないのに、切らなきゃいけない。

明日会える事は重々承知なのに、明日のデートまで電話していられないか・・・

なんて無茶なことを考えてしまうのです。

これはやはり、
















「明日何処行こうか?」

「んー何処かなー結構制覇してない?此処らへん」

「だね、無駄に映画とか行ってるし」




はどう思ってるのかな。

早く切りたいなぁとか思われてたらどうしようか、なんて考え出すとキリが無い。

私はこう見えて心配性、それを隠したいが為の嘘はよく付く。

誰にも悟られてはいけないと、いつも思う。

はこんな私を愛してくれてるのだろうか。












「好きだよ」

電話の向こうでする声は温かく耳に響いて私を火照らせた。

なんと返そうか、考えれば考えるほどどもってしまう。











「心配してんじゃねえかと思って」

「え・・・」

「心配性だろ、は」

は知っていた、本当の私を。

そうも上手く誤魔化せていなかったようだ、何となく恥かしい。

恥かしさの後には爽やかな風が私の中で吹き抜けた。













「ありがとう、私も大好き。じゃあ、又明日」

「じゃあな」

電話を切るのが怖くなかった。

切りたくないけれど、切っても大丈夫だと思ったからだと思う。

これもやはり、








が大好きだと言う事の現われか。








やはり、//BGM Super star


ちょっと喋り方の硬い子になってしまった・・・
否!電話ネタ結構好きだ。何やの
自分が気にしている事は案外誰も気にしてなかったりする。
無駄な事としってもまだ悩みます、私は。















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