バイバイ、と口を動かそうとして噤んだ。
どうしてだろう、まだ一緒にいたいのに。
そうか
はいっちゃうんだ、遠い所に。
「そっちは、寒いの?」
「・・・・どうかな」
「そっちは、暑いのかな?」
「・・・・わからないな」
「そっちは・・・・楽しいの?」
「・・・・ああ、きっと。此処よりも」
私はいっちゃいけないのと聞こうとするとはいつも
私の口を唇で塞ぐ。
それ以上は言わせてくれない。
そうか、来て欲しくないのか。
私は邪魔なのかと拗ねると、は一言強く言う。
「そうじゃない」
目がさめると涙が出ている。
かなしいのかな、うれしいのかな。
答えなんてわからない、知らないよ。
ただ、がいないことが現実なのは周りが痛い程教えてくれる。
彼の机は無い
彼の名前は無い
彼の校庭を走る姿はもう無い
fin...
無い//BGM サヨナラCOLOR
悲恋ですか?聞くな
とりあえず色んな受け方が出来る筈。
転校かな?引っ越しかな?
それとも・・・?
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